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上海虹橋空港,巴城
2015年11月21日,久しぶりに3泊4日で中国に行くことにした。 前回南京で非常にいやな思いをしたので足が停まっていた。2年ぶりの中国である。 鶴見の中華料理店のママの出身地ということもあり,また溜まったマイルも使わないといけない。 私の中国旅行記でも上海がないので(殆ど仕事でしか行かなかった。)久しぶりに中国の旅行記を作る良い機会である。 また地球の歩き方で薦められている周庄とはどんなところかという興味もあり。


上海紅橋駅

今日はママのご家族と食事をすることになっている。明日以降は別行動。 中国旅行を1人でするのは,2008年に鄭州に行って以来。それ以降勉強した中国語はどの位役に立つか?
羽田からの全日空の直行便は上海虹橋空港第1ターミナル(1号楼)に13時頃着く。上海には浦東という巨大な空港があるが,虹橋空港の1号楼はこじんまりとしていて出口まで近くとても良い。 虹橋空港は高速鉄道の出発点である虹橋駅(火車駅)に隣接している。ただし隣接しているのは2号楼の方である。 さてどうやって2号楼へ行くのか?と考える間もなく出口を出て右側の地下鉄方向に進むと無料のシャトルバス(穿梭巴士)が停まっている。出発時間は不明だが両楼の間を20分で結ぶ。
虹橋火車駅

上海虹橋火車駅

火車票
1号楼はこじんまりとしているのに対し国内線を中心とした2号楼は大きい。また,建物は上海火車駅へとつながっている。 今日虹橋駅に行く目的は,日本でネット予約した切符を入手するためだ。 中国の鉄道の切符はARACHINA等のサイトでクレジットカードで購入できる。 但しHPで入手した予約券を実際の切符と交換しないといけない。
中国ではたとえ切符を買う目的で駅に入るのであっても持ち物のX線検査が必要。 2年間のブランクのせいで忘れていた。 售票处(切符売場)に行くのに相当迷ってしまった。駅の警備人にどこかと聞くと2階だと言う。 いざ駅に入ると切符売場(售票处)は沢山あるが殆どが自国民向け。 多くはネットで予約したチケットを联银卡(中国のクレジットカード)等で購入するマシンばかり。 ネットで第二世代身分証明書(人份证:ICチップが組み込まれている)の番号を入力して切符を予約しておいた上で, 駅で身分証明書をマシンにかざしクレジットカードもしくは現金を入れるとチケットが発券される仕組みのようだ。 おかげで,以前駅の切符売場で見られた長蛇の列は解消されている。 マシン以外の窓口はほとんどが当日券売場で1ケ所だけ当日券売場でない窓口がある。 パスポートしかもたない外国人は新規であろうとネット予約であろうとこの窓口で切符を入手せざるえないようだ。 西洋人からも切符はここで買うのかと聞かれ,「多分ここでしょう」と答えた。 また西洋人の団体から全ての人のパスポートが必要か?と聞かれ「多分」と答える。
世界広しといえ切符を買うのに身分証明書やパスポートを必要とするのは中国ぐらいなのかな? ともあれその窓口に並び,ネット画面を印刷した予約票と領収書を渡すと念入りに検査されたが 上記のとおり無事明日の無錫までの往復の切符を取得できた。 丁寧に名前まで入っているので記念にする人が多いようだ(私もそうだが)。おっと,よく見るとパスポートの番号も入っているね!
巴城地図
ということでなんとか明日の切符をGETし,上海虹橋駅を散策。巨大な駅だ。西と東にバス乗場があるが どこ行きのバスがどこから発着するのかまったくわからない。 地元の人しかわからない不親切さ。 途中ファミマがあったので,雨が降り始めたこともあり傘をGET。ファミマ模様の一番安い傘を購入。この傘は日本できっとうけるよね。
16時に上海に着くママと合流するために,またいつ発車するかわからないシャトルバスに乗って1号楼へ。 1号楼の2階の出発ロビーにはローソンがある。
ここで帰りのお土産を物色し1階におりたら16時前に既にママの飛行機は到着しており丁度出口でママに会う。 大きなトランク! しばらくしてママの息子さんに車で迎えにきてもらった。上海蟹の美味しいところへいくとのこと。バーチェンということばが聞こえるがバーチェンてなあに?
巴城
バーチェン(巴城镇)は蘇州市の2段市である昆山市の村である。 車で外環高速を北上し京泸高速を西進すること約1時間。 中国のカーナビはだいぶ進化し,カーナビ会社のオペレータに無線で行き場所を言うと,カーナビを自動でセットしてくれるようだ。 当初カーナビから若い女性の声がするのでいったい誰としゃべっているのかと思った。 ただしオペレータの誘導では正しい店に着かず何度も迷った。店のオーナーに電話してもどうも的を得ない。 中国語は非常に曖昧な言語なのでいつも思うが対面で話しているときはなんとか伝わるがネットや電話などでは一意に物事とが伝わらない。 日本やドイツ語のように厳格な文法がある言語は誤解を呼びにくいと思う。


高速を西進中大雨になりバーチェンに着いても雨は止まなかった。
バーチェン町内に入るとネオンが煌々とした上海蟹の食堂が立ち並ぶ。その内の一軒に到着。
中華料理はいつも美味しい。タニシの食べ方も教えてもらった。一気に吸う!このタイミングは結構難しい。 向日葵の種もそうだが中国の食べ物は味だけでなく食べ方を楽しむものが結構ある。
上海ガニもしかりで,細い脚から身を食べるのもこのシュッと息をすいこむ絶妙な技術。 上海ガニはオスとメスのセットで食べるとのこと。腹に黒い瘤があるのが雄で雌よりおいしい。。。とのこと。 私は食べるのが難しい上海ガニと格闘していたため味の方まで気が回らなかった。 上海カニというけど実際は江蘇州の蘇州市の湖沼地帯で獲れるものらしい。
巴城 巴城
大雨のなか上海市内に戻る。宿泊は伊犁路の福泰商務酒店。 カーナビのオペレータにママの息子さんが「幸福の福」「泰山の泰」と告げている。 ここはじゃらんで予約したもの。deposit(押金)はかなり高額を要求されるため,いくらネットで予約しカードで支払を完了していても, 联银卡を持ってないと大量の現金を持って歩かないといけないことになる。 といいながら私は三井住友カードのそれを持っているため現金を必要としない。 中国の個人旅行では何かと便利なこのカードをGETしておこう。
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