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立山黒部アルペンルート(その1)

紅葉の立山、黒部散策旅行記

2007年10月14日ひょんとしたことから会社の先輩及び富山の料理店のママお二人の合計4人で立山へ行くことになりました。
はYafooの地図です。適宜縮尺を変えて付近の道や位置関係を確認ください。





美女平〜室堂〜黒部ダムへ
事前に予約してあったアルペン村観光の観光バスで富山駅7:00発。途中アルペン村で停車後、有料道路「立山道路」を経て、美女平、弥陀ヶ原を経て一路室堂へと向かう。
室堂→トロリーバス(地下)→大観峰→ロープウェイ→黒部平→ケーブルカー(地下)→黒部ダム。
黒部ダム→ケーブルカー(地下)→黒部平(昼食)→ロープウェイ→大観峰→トロリーバス(地下)→室堂。
室堂周辺の散策、その後立山室堂山荘で温泉浴(私以外)、私は一ノ越の直前まで登山、下山。
15:30 室堂から観光バスで弥陀ヶ原、美女平、「立山道路」を通りアルペン村を経て富山駅へ。

白山

日本一高いというバス専用有料道路立山道路を通り、美女平、ぶな坂、そして称名滝の全貌が見える滝見台を 越し大観台へ。ここでは、めったに見えないといわれている白山がくっきりと見えた。
手前の山が大品山(1,404m)、その先遠方に長々と横たわっているのが白山連邦。 左から野伏ケ岳(1,674m),願教寺山(1,691m),三の峰(2,128m),別山(2,399m),最高峰の御前峰(2,702m),妙法山(1,776m)、野谷荘司山(1,797m),そして白山スーパー林道から近い三方岩山(1,736m),瓢箪岳(1,637m),笈ケ岳(1,841m),大笠山(1,822m),奈良岳(1,677m),大門山(1,672m) 月ケ原山(1,170m),大倉山(1,005m),白兀山(896m),枡山(279m)、砺波山(277m),倶利伽羅峠,能登半島の山々へと 連なっている。
白山連邦の手前に横たわるのは、人形山(1,796m),金剛堂山(1,650m),白木峰(1,596m)等の深い山系である。
その先の弥陀ヶ原に向かう途中では、富山市内からもよく見えるなだらかな台形の薬師岳(2,929m)を間近に望むことができる。

トロリーバス室堂駅

ガイドさんから、室堂に着いて黒部湖に向かうのであればとにかく急いでトロリーバスに乗るように言われる。 さもないと観光客が多くて集合時間の15:30までに戻ってこれないことがあるとのこと。 通常はトロリーバスは30分間隔だが、この日はピストン運行をしていた。最大4台まで同時に発車ができるようだ。所要時間10分。立山雄山の真下に掘られた3.7kmのトンネルを抜けていく。非常に細いトンネルで、中央の破砕帯辺りで黒部方向から来た一連のバスとの離合場所がある。室堂(2,450mから約100m程下り2,316mの大観峰へと繋がる。 なお、過去日本全国で見られていたトロリーバスは今ではこれと、大町から黒部湖に向かう関西電力のトンネルだけ残っているとのことである。

大観峰

大観峰から黒部湖を望む。なお黒部湖の先に聳え立つ連邦は左が赤沢岳(2,636m)、中央は鉢の木岳(2,821m)で写真の右端に遠く見えるのが八ヶ岳(2,829m)である。黒部湖の手前の立山側は紅葉の真っ盛りである。 なおここまで来れば黒部湖が見えるので折り返して室堂に戻るのもいい。というのはこの先のロープウェイの輸送能力がトロリーバスに比べると格段に落ちるため、観光客が多い時戻ってこれない可能性がありそうだし、恐ろしく高いこのルートの乗り物料金の節約につながる。参考までに室堂平⇔黒部湖往復6,300円。

黒部平

黒部平へは、美観を損なわないため途中に橋脚のないロープウェイに乗り7分である。高さ1,828mなので約500m程降りてくる。上の写真のように紅葉真っ盛り。 黒部平から立山連峰を望む。ケーブルに沿って正面が(岩山に隠れているが)立山雄山(3,008m)、 少し右が立山最高峰大汝山(3,015m)、その少し右が富士の折立、連邦の一番右が真砂岳である。

ケーブルカー

黒部平からは最大傾斜30度のケーブルカーで黒部湖へと向かう。所要時間5分。 黒部湖は1,455mなので約400m程下ることになる。

黒部ダム

黒部ダムは観光放流を行っていた。ダムの展望台は黒部ダムの東側のみやげ物屋さんに入り抜けたところにある。

黒部湖

ガイドさんに言われたとおり、黒部湖を早々に切り上げケーブルカーの駅へ戻る。 来るときは各乗物ともほとんど待ち時間無しで乗れたのだが、帰りは観光客が多くケーブルカーは3本待ち(15分待ち)となった。 さらに黒部平まで戻るとロープウェイが1時間待ちなので、ここで昼食にした。 なお、ロープウェイの整理券は、一つ前のケーブルカーに乗る前にもらうので捨てないように。 ロープウェイで大観峰に戻ると、トロリーバスは輸送力があるので待たず乗れ室堂へ戻れた。
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