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江蘇省南京市内観光
2013年5月2日。今日は南京市内観光をした後,今回の旅行の最大の目的地である張家界に向かう(何か強引な旅程だが。)。 南京には25年前に訪問したことがある。 前回の旅行とどのように変わっているか?
朝7時に旅行社のバスが迎えに来た。中国ではお馴染みのサスペンションが妙に悪い11人乗りのマイクロバスである。


南京市内観光



南京市観光地図

南京市観光地図



南京長江大橋

南京長江大橋

マクロバスはホテルを出たあと,南国国際旅遊社のある和燕路でさらに何人かの観光客を乗せて南京長江大橋へ向かう。 この大橋は25年前の観光コースにも含まれており,中国人が初めて作った本格的道路鉄道兼用の大型橋梁である(このタイプの橋は,現在武漢等中国各地にある。)。
橋梁の橋脚に着くと,エレベータで橋桁まで登ることができる(エレベータ代は自費)。過去もそうだったが,数珠なりの車両と自転車,バイクが橋を往来している。 入場料30元。

なお,今はこの橋を渡る鉄道は在来線のみで,高速鉄道は南京市南部の大勝関長江大橋を通る。 この他にも現在長江にかかる橋は南京長江二橋,南京長江三橋があり,長江をくぐるトンネルには南京長江隧道がある。さらに地下鉄三号線の「地鉄三号線過江隧道」が建設中である。

友達はなにも興味がないらしくさっさとエレベータで橋脚まで降りる。付近の公園(浜江景区)では地元の方々が太極拳をしていた。
南京~長江観音景区

南京~長江観音景区

南京~長江観音景区

南京~長江観音景区。。。あ,ありがたい!

その後,バスは何故か長江に沿って北上を始める。どこに行くかと思いきやオプション(自費)の長江観音景区。 新しくできた観光地のようだ。ここは電瓶車(モーターカー)で巡る。ここのどの銅像ともとても人間味がある。多くの子供を腹の上に載せて横たわっている神様等。右上の写真のように仏様の両掌でできた門等があり,とても「ありがたい」。
南京~長江観音景区

南京~長江観音景区

南京~朝天宮

南京~朝天宮

長江観音景区の見学を終えて次に向かったのは朝天宮。バスは長江大橋付近まで戻り中央路を南下して,漢中路,王府路を抜けていく。 あいかわらず道路の渋滞はひどい。朝天宮は,明代に文武百官が朝廷での礼儀を学んところとのこと。入場料は60元。現在は南京市の博物館として多くの文献を保管している。地下鉄2号線の上海路駅が最寄で徒歩600m位かな。
南京~莫愁湖

南京~莫愁湖

南京~莫愁湖

南京~莫愁湖

引き続き朝天宮の西側にある莫愁湖へ向かう。入場料27元。六朝時代に造られたものだそうだ。南京の玄武湖を先に見ているとちょっと見劣りするかな。地下鉄2号線の莫愁湖駅が最寄。
南京~中華門城堡

南京~中華門城堡

南京~中華門城堡

南京~中華門

その後,南京の中華門城堡へ向かう。旧南京市街は西安のような正四角形に近い城壁でなく,曲がりくねった城壁で囲まれている。中華門はこの城壁の南にあり南大門とも呼ばれる。高さ21.5m,東西118.5mで旧南京の13の城門中規模が最大の城堡で世界的に保存状況が良いとのこと。ということで昨日行った玄武門は玄武湖への入口ではなく玄武湖側からの入口(東門?)だったようだ。中華門城堡は入場料25元。西安の城壁を先に見ているとちょっと見劣りするかな。時間のある方はどうぞご見学を。地下鉄1号線の中華門駅が最寄のようだ。
南京~瞻園(金陵第一園)

南京~瞻園(金陵第一園)

その後瞻園路にある食堂で昼食。昼食が終わると徒歩で瞻園へ。瞻園(ジャンユエン)は600年の歴史をもつ江南の4大名園の一つであり明清代の建築物がある。入場料40元。地下鉄一号線の三山街駅が最寄。瞻園の見学が終わると右の写真の夫子庙秦准風光帯の歩行街を散策しながら白鷺洲公園へと向かう。途中の水路では観光船も運行されている。
南京~夫子庙廟秦准風光帯

南京~夫子庙廟秦准風光帯

南京~白鷺洲公園

南京~白鷺洲公園

さて,最後の有料観光地白鷺洲公園に到着。昼間の入場料は20元。白鷺洲はもともと現在の南京市街から西側2.5kmの長江にあり,白鷺が多かったことからその名前が着いたとのこと。李白の詩にも出てくるそうだ。 夜には夜宴が開催されるようで,観客は屋形船に乗って鑑賞するそうだ(別料金)。園内には白鷺塔(右の写真)がある。
南京~白鷺洲公園~白鷺塔

南京~白鷺洲公園~白鷺塔

中山陵

中山陵

中山陵

中山陵

白鷺洲公園の見学が終わると中山陵へ向かう。途中土産物店に立ち寄るがあまりにも高価なものばかりでとても購入できるものはない。さて中山陵入口に着くとこのままマイクロバスで登るか,電瓶車(モーターバス)で登るかとガイドさんが乗客に聞く。乗客はもちろんこのままバスで行く方を選択した(自費が発生しないので)。 中山陵は钟山風景名勝区にあり,清朝の終わりに活躍した「孫文」の墓である。今は世界文化遺産になっているとのこと。 中国人が大好きな長々とした石段の上にある。一昨日の泰山下山の際の足の痛みがかなり残っていたが頑張って上まで登る。登りきると遠く南京市街を望める。友達はこの階段を登れず下の売店で特大アイスクリームを食べていた。

参考:中山陵へは市内から009路(新街口西駅,東駅経由),遊1路(南京火車駅発,玄武湖公園,鼓楼経由),遊2路(中華門経由),遊3路(迈皋桥好又多店発)のバスがある(現地のパンフレットから。)。
南京禄口国際空港(机場)

南京禄口国際空港(机場)

南京禄口国際空港(机場)

南京禄口国際空港(机場)

中山陵の一時間の見学が終わると観光バスは市内のあちこちで観光客を降ろしてくれる。我々は空港行バスに乗れる所で下してくれるように頼んだら結局南京火車駅で降ろされた。火車駅の正面右端に空港行バス(机场巴士)乗場がある。運行時間は5:40~21:00で20元。空港まで2時間かかるので飛行機の搭乗時間の2時間半前に乗車するように記載されたポスターが售票处に貼ってある。
実際はバスに乗って45分程で南京禄口国際空港に着いた。我々のフライトは中国南方航空のCZ3926(南京23:15⇒张家界0:55)。空港には18:30頃に到着したので5時間近くの待ち時間がある。そこで空港のレストランへ。右上の写真のバイキング(自助餐)を注文した。ところが19:00に片づけるとのことで,食べきれない程の量の食べ物を皿に盛りゆっくり食べながら時間潰しをした。レストラン自体は10時までオープンしている。

さてチェックインを済ませ搭乗(中国ではフライト運賃の支払いを事前に済ませておけば、パスポートか身分証明書見せればチェックインできるので航空券は不要。身分証明書の思わぬ効果。便利といえば便利だが。)。 我々のフライトがこの空港で最も遅いフライトだ。 乗客が早く揃ったらしく,予定時間よりかなり早く離陸し張家界荷花空港には0時頃到着した。 空港から市内の北斗星大酒店まではタクシーで30元(というより張家界荷花空港から市内までは大変近いのだが,30元払わないと乗せてくれないのだ。)。
北斗星大酒店に到着し友達がチェックインしている間に近くのコンビニで白酒2本と水とライターを買い込んだ。部屋で寝酒を楽しみ就寝したのが2:00頃。明日は6時半に旅行社の車がこのホテルに迎えに来ることになっている。
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