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北京市〜故宮,天壇公園,北海公園

七つの世界文化遺産の旅
2008年42月27日〜5月2日に北京及び山西省大同の雲岡石窟、河南省洛陽の龍門石窟に行ってきた。 5泊6日で7つの世界文化遺産を見学したハードなスケジュールの旅であった。



  • 4月26日:富山の小料理店「はんなり」で壮行会後21:45富山駅前−【JRバス】→大阪駅
  • 27日:大阪駅−【環状線】−【南海電鉄】→関西国際空港。
    10:00関空−【全日空NH159】→12:10北京。北京空港−【バス】→北京駅。 北京駅→北京中安賓館(チェックイン)−【タクシー】→故宮(世界文化遺産@)→天安門−【タクシー】→天壇公園(世界文化遺産A)−【タクシー】→北海公園→前海のレストラン(夕食)−【タクシー】→北京中安賓館戻り
  • 28日:6:00北京中安賓館発→北京駅−【地下鉄】−西直門駅−【地下鉄】→五道口駅−【タクシー】→頤和園(東宮門)→頤和園観光(世界文化遺産B)→北宮門−【タクシー】→西直門−【地下鉄】→北京駅→北京中安賓館(チェックアウト)→12:05北京駅−【汽車(K43A)】→18:16山西省大同駅−【タクシー】→宏安国際酒店(チェックイン)−【タクシー】→市内(夕食)−【タクシー】→宏安国際酒店戻り
  • 29日:宏安国際酒店−【タクシー】→雲岡石窟(世界文化遺産C)−【タクシー】→宏安国際酒店(チェックアウト)ー【タクシー】→九龍壁−【タクシー】→12:48大同駅−【汽車(K614)】→18:42北京西駅→【タクシー】→北京新大都飯店(チェックイン)→ホテルのレストランで夕食
  • 30日:7:00北京新大都飯店−【北京青年旅行社(観光バス)】→明十三陵:定陵(世界文化遺産D)→昼食→八達峰長城(世界文化遺産E)→ホテル−【バス】→地下鉄車公荘駅−【地下鉄】→復興門駅−【地下鉄】→王府井駅→四川飯店(夕食)→王府井駅−【地下鉄】→復興門駅−【地下鉄】→車公荘駅−【タクシー】→北京新大都飯店
  • 5月1日:5:00北京新大都飯店(チェックアウト)−【タクシー】→7:20北京空港−【中華国際航空CA133】→8:40鄭州空港→11:30鄭州空港前−【長距離バス】→洛陽中心部−【タクシー】→龍門石窟(世界文化遺産F)−【タクシー】→洛陽長距離バスターミナル−【長距離バス】→鄭州西長距離バスターミナル−【タクシー】→河南紅珊瑚酒店(チェックイン)、同ホテル内夕食
  • 2日:河南紅珊瑚酒店(チェックアウト)7:00−【タクシー】→8:35鄭州新鄭空港→【中華東方航空(CZ3115)】→9:40北京首都空港。 14:20北京首都空港→【全日空NH160】→18:30関西空港。 関西国際空港−【JRはるか】→新大阪−【JRサンダーバード】→富山→「はんなり」で打上げ。
※日本と中国の時差は1時間。1元=15.4円



北京観光

4月27日北京に着くと、記憶にない空港につく。 新空港が建築されたことを知らなかったので戸惑う。 これがオリンピックに向けて建築された第3楼。 それは非常に広く、入国審査が終わっても、出口まで空港内の電車に乗る。 大連から来る友達と待ち合わせていたがその姿がない。 友達は中国東方航空で来たので第1楼に着き、第3楼に来るのに手間取っていたようだ。 ともあれ第3楼の1階で落ち合うことが出来た。 彼によるとこれまでの空港(第1楼、第2楼)と新しい第3楼の間には無料バス(免費公共汽車)があり、約10分とのこと。 第3楼の1階にバス乗り場があり、北京駅市内や天津等各地に向う路線がある。 空港ターミナルの中で切符を購入し(16元/人)北京駅へと向う。 なお、当然北京空港と北京市内の間にはオリンピックに向けて電車が開通していると思っていたが、その橋桁は出来ているが工事をしている気配はない。
当日は晴れており北京市内は予想よりもかなり視界が良い。

北京空港第3楼

北京観光地図(ガイドブック及びインターネットで調べたもの)

バスは北京駅のかなり西方に着くので、駅まではバスの進行方向へ少し歩く。 駅に着くと翌日の大同行切符を買いに切符売場へ。 北京大同間は1日20本汽車があり、切符の購入が簡単だろうと思ったらまたどの汽車も席が売切れ。 友達の交渉の結果明日12:05北京発 大同18:16着の汽車(K43A)のかなり高い切符の購入ができた。 大同向の汽車は同区間の2等車であっても27元〜54元と価格が異なる。 列車の空調の有無でも価格が違うようだ。 日本で調べた限り最も高い1等寝台は102元(約1,500円)/人であったが購入した切符は144元(約2,100円)/人。 北京の物価も急激に騰がっていると思った。 試しに帰りの切符も買えるかと駅員に聞くと買えるとのこと。 但し切符代以外に手数料が5元(75円)/人かかった。 「帰り」の切符は70元(1,400円)/人で「行き」の切符の半額なので、かなり古い車両だと想像しながら、ホテルへ向う。

北京中安賓館(翌日明方撮影)

日本から、北京駅の東側の路地中にある北京中安賓館を予約してあった。 3星級申請中とのこと。238元(3,500円)/人。 こんな安いのはどんなホテルだろうかと思ったら、まあ日本のビジネスホテルと同じ。 但しシャワーしかないが、ベットや洗面所は日本より「はるかに」良い。 一応英語も通じるし両替もできるようだ。
先を急ぐこともあり、駅前通に出てタクシーで故宮へ。

景山公園

北京駅から故宮までは近いはずだが、タクシーに乗る方向を間違ったからか、かなり東の朝陽門の交差点を曲る遠回りで行ってくれた。 また下してくれた場所も、景山公園(北海掘り起こした土で作った人工の92mの山 6つの楼閣がある。)に面する裏門「神武門」の手前であった。 結果として、次に天壇公園に向うには好都合だったが。

世界文化遺産@:故宮博物館

故宮(故宮博物館)もオリンピックに向けて方々で修理中であった。 入場料は60元(900円)。 72万平方メートルに900もの部屋があり、明の永楽帝から清最後の皇帝溥儀が退位する約500年に24人の皇帝が君臨してきた。 上記の写真は「大和殿」。我々はタイトなスケジュールなので早足で観光し正面の天安門へと向う。

天安門

故宮の正面は「天安門事件」等、多くの歴史的事件、集会が行われた天安門である。 さて天安門から「東長安路」という恐ろしく広い道路をはさんで天安門広場となる。 天壇公園は「天安門」の東南にあるため、タクシーに乗るためには(中国は車は右側通行なので)この道を渡らなければならない。 当日は道路の各所に警察官が立っているので、以前のように車道を命がけで渡ることはもうできないようだ。それでかなり東に遠回りして地下道をくぐり道路の反対側へ。

世界文化遺産A天壇公園〜祈年殿

そこにも警察官が沢山いるため、なかなかタクシーが止められない。 天壇公園は地下鉄からかなり離れているためタクシーで行きたいところ。 天安門の東の北京飯店の近くの小道「正義路」でようやくタクシーに乗れた。
天壇公園は1998年に世界文化遺産に登録された、明・清時代の皇帝が天に五穀豊穣を祈願した祭祀建築物である。 入場料は40元だが、祈念殿、皇穹宇、貴丘壇に入場するためにはさらに30元必要。 入場券の販売は16:00までと売場に表示されている、日が明るい間はこの時間にかかわらず売ってくれる。

世界文化遺産A天壇公園〜皇穹宇

天壇公園もかなり広い公園である。 正面入口の北天門から最初の見所の祈念殿までもかなりある。 さらに次の建物皇穹宇まで来ると正面の入口に戻る気がしなくなる。 最後の建物の貴丘壇は皇穹宇のすぐ裏。ここからは裏門(南天門)が近い。 南天門は北天門よりもさらに地下鉄から遠い(後で東門近くに地下鉄5号線の天壇東門駅ができたを知った。上の地図参照)。 ここからにタクシーに乗り夕食のため北海公園に向う。

北海公園

タクシーの運転手に「北海公園の倣膳荘」と言ったら、また北海正面の適当な所で下ろされた。 北海公園は入場料5元で20:00まで開いている。 それは景山の西側に広がる、1,000年以上の歴史をもつ最古の王宮庭園。 白いチベット仏教の白塔がシンボル。 北海の東側を北上し「前海」に向う。 前海はほとりに飲食街が並ぶ風光明媚な所である。 500元(7,500円)/2人でドイツ料理を賞味した。かなり中華風の味であったが。。。
前海のほとりは暗くなるほど人通りが増えていく。 ここから北京駅まではタクシーで20元(300円)。 翌朝も早いこともあり、タクシーで北京駅に向かいホテルで就寝。 北京市内の観光地はどこも広いので足が張っていた。

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