ホーム

米子大瀑布と白根山

初秋の信州の滝

米子大瀑布へは、上越自動車道を須坂長野東ICが近い。そしてそこから須坂市内を抜けていく。 山に入るとカーナビはとんでもない道を選ぶが、現地の看板を頼りに行こう。 山道は結構長いが、道は良く離合にもそんなに大変ではなさそう。 といっても、我々は1台も離合しなかったからいえるのかも。
はYafooの地図です。適宜縮尺を変えて付近の道や位置関係を確認ください。


滝名場所 徒歩の高低
41米子大瀑布長野県須坂町200m前後





米子大瀑布
富山から米子大瀑布までは200km弱。日頃仕事で富山-小浜(250km)等運転しているから、なんということはない。 但し無休憩運転記録を伸ばしていたらおしりに大きな疣ができてしまったので、少なくとも100kmごとに休憩をすることにした。須坂長野東ICを出てから山道の運転が結構長い。 山道の運転は結構好きだが、この歳になると10kmを越すと結構ハンドルさばきで疲れてくる。

米子大瀑布MAP

左の地図は、自分で見たもの、現地の看板及び一般地形図を組み合わせて作ったもの。
車道の終点には駐車場があり、 トイレもある。今日は休日ということもあり、駐車場には先客がかなり来ていた。 また地元の方(ボランティア?)も朝早くから駐車場の誘導をしており、地元の果物を販売している売店もあった。 但し、せっかくだから「米子大瀑布」に来たという証拠になるような記念のお土産を出していただいていれば 必ず買い求めたと思う。
駐車場からは、比較的綺麗な登山道が続く。滝までは800mとのこと。 途中小さな休憩所がある。奥萬橋を渡ると、左手に大小の滝が続く。 爽やかな瀑音のなか、山道を進むと、まもなく建物が現れる。 後で知ったのだが、これは旅館らしい。その旅館の庭?に着くと先客の大勢のグループがいた。 そのグループより先に、不動滝、そして権現滝へと進む。不動滝にもお年寄りを含む大勢のメンバーで構成されるグループがいた。 その案内役のような方が、「幻の滝」があると言う。これは黒滝のことであろう。 岩面が湿って黒くなっており、目には見えないが水が伝わり落ちているのであろう。 権現滝の前にも男性二人連れの登山客がいた。 ここから滝の反対側を見ると谷の反対側に大きな草原が広がっているのがわかる。 権現滝から旅館に降り、権現橋、大黒橋を渡ると、車が通れる広い道が現れる。

米子大瀑布

まもなく先ほど谷の対岸に見えていた草原に出る。 ここは鉱山跡とのこと。建物など特になく、鉱山の跡地であったことは、後で現地の地図を見てはじめてわかる。 この草原から権現滝(左):落差75mと不動滝(右):落差85mを鑑賞できる。 その右の壁面が黒く濡れているところが黒滝:落差95mである。
またこの先にも空き地があり、鉱山の事務所及び小学校の分校があったとのことだが、この深い山奥にそのような施設があったとは到底想像できない。 その先の車道を下り小さな橋を渡りその川(ウラノ沢)に沿って少し登ると、奇妙滝に出る。 結構立派な滝である。
帰りは、今来た道を戻り、小学校の分校跡から駐車場に向かって下りるのだが、結構きつい山道である。 この山の中に暮らしていた子供たちの顔顔が浮かんでくるような思いだ。
2007年10月7日

白根山

米子大瀑布の見学を終え、群馬県の「常布の滝」へ向かう。 しかし白根山越えで大渋滞に巻き込まれ、また滝への入口も発見できなかったので、「常布の滝」はあきらめた。 そのかわり白根山の「湯釜」を観光することにした。 駐車場も無料で、駐車場から10分も歩けば硫黄で青白く濁ったお釜を見ることができるお手軽な観光地である。 ここでバニラアイスとミックスアイスを賞味。一路富山への帰路に着く。
2007年10月7日

前のページ前の滝トップホーム次の滝次のページ