寧夏回族自治区 寧夏観光
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寧夏回族自治区の省都銀川に着く1時間程前の「青銅駅」あたりから降車客の方が乗車客より多くなり,それまで席が無かった方々,もしくはもともと「立席」の切符を格安で購入している学生達が代わり番に座れるようになってきた。
何故この時期「銀川」がこんなに学生の旅行客に人気があるのかは今後明らかになる。
銀川付近の地図
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K916号列車 銀川に到着駅
7:30頃銀川に到着。皆ぐったり。お疲れ様。皆,先を争うように下車していく。
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銀川駅
駅前でタクシーが客引をしている。
友達がタクシー乗務員と交渉し「西夏王陵,賀蘭山拝寺口双塔,賀蘭山岩画,鎮北堡西影城,海宝塔」の1日観光を400元で決着した。
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西夏王陵第3陵
西夏王陵は駅から35km程の所にある。中国のピラミッドでチベット系の民族が建築したもの。入ると無料のバスが待っており,まずは博物館へと連れて行かれる。博物館には賀蘭山付近の古代の建物群を再現した模型や出土品,西夏王朝の家系図等が展示してある。古代には第1陵〜第3陵まであったようだが,現在観光できるのは第3陵。博物館を後にしてその第3陵へ向う。
それは,賀蘭山とその背後に連なる冠雪した高い山脈を背景にしたとても美しい陵墓である。第3陵の見学が終わると,また無料バスで出口まで送ってもらえる。入場料60元で見学時間は60分。
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 賀蘭山拝寺口双塔
西夏王陵からタクシーで北進し,高速道路に入る手前を左に曲がるとまもなく賀蘭山拝寺口双塔入口に着く。ここで一旦車を降りて入場料（10元/人）を払い,車に戻ってそれで登って行く。
塔に着くと無料のガイドが説明してくれる。2つの塔間は100ｍで東塔の高さは39m,西塔の高さは40ｍとのこと。ここには過去144の寺廟が建ち並び,西夏時代には「小五台山」と呼ばれていた。そのミニチュアモデルがここにあり,当時の繁栄を偲ばせる。
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寧夏の草原
次の訪問地「賀蘭山岩画」の駐車場から撮影した寧夏の草原。賀蘭山というのはひとつ山ではなく,一連の山地を指しているようだ。賀蘭山の後方にはさらに高い山脈が連なりその裏は内蒙古自治区だ。
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賀蘭山岩画
賀蘭山岩画は双塔からさらに15km程北上したところにある。ここにも博物館があり中国各地の岩画が展示されている。
それを見学し最上階の出口を出るとまた無料のバスが待っており,岩画群を一巡するハイキング道の入口へ連れて行ってくれる。
ハイキング道は山頂あたりまで続いているようだが,昨日の夜行列車で疲れきっていた我々は,下の岩画の一連を見学しただけで,再び無料バスに乗り入口へと戻った。
入場料は60元。見学には最低約1時間は必要。
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昼食
3ケ所の見学を終えた後,こちらで昼食(手抓羊肉，沙葱)。八宝茶がこの地方のご当地茶で,りんごや龍眼が入っており甘くて美味しい。
この後「鎮北堡西影城」を見学(60元）。何かと思ったら,中国版「映画村」。ここで中国の有名な映画が数々撮影されたとのことで,撮影に使ったセット等が展示されている。またここは中国映画発祥の地らしい。
友達は非常に嬉しそうにしていたが,中国映画を知らない私には何がなにやら。これを見に銀川に若者が集まるらしく,今朝の満員列車もここのせいらしい。
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海宝塔
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寧夏回族自治区博物館の承天寺の塔
市内に戻って北部郊外の「海宝塔」を見学(10元/人)。レンガ造の塔。11階建だが9階まで登ることができる。
創建は不明だが,300年代及び清朝に再建されている。
それからホテル(緑洲飯店)に16:00頃到着し一休み。
ホテルの窓から寧夏回族自治区博物館の承天寺の塔が見える。
友達は昨晩の列車で眠れなかったのか自分の部屋で19:30まで休憩。私は銀川の町をぶらぶら散策。
夜は,銀川の市街の「銀川市迎兵楼餐飲館」でまた「火鍋」。
先日の蘭州の「火鍋」に比べ脂が多く肉質は落ちるがやはり美味しい。
2人で140元。
ホテルに戻る途中友達は,ここはウールが安いとのことで,自分と自分の妹にウールのヴェストのお土産を買っていった（1着480元=7,500円）。
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銀川の黄河
翌朝は銀川河東空港8:00発北京行中国東方航空MU2121に搭乗するため,ホテルを5:45出発。
昨日のタクシーが迎えに着てくれた(100元..この距離では少し高いのでは...)。
空港までは20分もあれば到着できる。
途中銀川市内東側を流れる黄河を渡る。
この黄河の東にあるのがいわゆる「銀川河東空港」。
ここで「ソーセージ」と「ゆで卵」と「りんご」の朝食をとる。
飛行機はほぼ定刻に離陸し北京首都空港には予定時間の9:50よりも20分位早く到着。中国東方航空なので第2ターミナルに着く。私の東京行フライト（全日空 NH906)も友達の大連行フライト(中国国際航空CA1218)とも第3ターミナル発なので無料連絡バスにで移動する。出発ロビーの上階でラーメンを賞味したあと「再見」と言ってそれぞれのフライトに向った(終わり）。。
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ここで中国の人気歌手梁静茹の「寧夏」という曲をご紹介いたします。
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本日（2009 年5月1日）は寧夏回族自治区の銀川郊外と市街の観光だ。昨日までに訪問した西寧や蘭州に比べたら今日の観光地は市街から近く楽勝のはず。ここは中国の有名な女性歌手「梁静茹」の「寧夏」で有名な寧夏だ。観光地は友達が決めた西夏王陵,賀蘭山拝寺口双塔,賀蘭山岩画,鎮北堡西影城,海宝塔の5箇所。この内「鎮北堡西影城」はいったい何だろうと思っていた。
